尾道北高校と交流

10月19日(金) 広島県立尾道北高等学校でAFS留学生7名が1学年のクラスと交流会を行いました。
初めは英語の授業です。緊張感が漂う教室で留学生が一人ずつ自国の言葉で自己紹介をします。タイ・フィンランド・メキシコ・モンゴル・ロシア・トルコ 。聞きなれない言語での自己紹介でしたが、留学生の笑顔につられて生徒達も自然に笑顔になっていました。最後にアメリカの留学生が聞きなれた英語で自己紹介をした時には教室内の緊張がほぐれたようでした。

初めまして

次に生徒たちが、手描きのイラストを見せながら日本の文化を英語で説明してくれました。日本を代表する名所、四季やおとぎ話など日本文化をコンパクトにまとめ、尾道アピールも織り込んだスピーチでした。短期留学生は「日本のことが沢山わかって嬉しかった」と喜んでいました。

日本文化

その後はグループに分かれ、留学生がホワイトボードを持って自国の紹介をし、英語で質問を受けました。年間生のアンヌはフィンランド人で、自国の冬はー30℃にも気温が下がります。生徒達は驚いたのと同時に異文化に触れる事ができました。

自己紹介

英語の次は数学の授業です。「チェバの定理とメネラウスの定理」を習いました。先生が英語を交え考え方を説明した後、問題を解いていきます。解き終わるとグループに分かれどのように解いたか、答えは合っているか話し合いました。代表でシャイアン(アメリカ)とニーナ(ロシア)が解き方と答えを発表しました。担当教諭は「数学の授業を通じて生徒と留学生の交流を目的とした授業にしたかった。留学生達はとてもよく理解していてクラスの生徒達となじめたので良かった」と、交流できたことを喜んでくださいました。

数学

放課後は一緒に授業を受けた生徒達が校内を案内してくれました。帰る時間になった事を生徒達に伝えると、とても残念そうでした。
生徒の一人は「留学生に伝えたい事が伝えられないもどかしさから、もっと頑張らないといけないと思った。一生懸命話そうとすると留学生が何かを返してくれた事がとてもいい経験になりました。」と、今回の交流会で何か目標をみつけたように見えました。
尾道北高校のみなさん。留学生に貴重な体験をありがとうございました。

AFS Class

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