三原市立第四中学校との交流

��0月30日(火)にセメスター生(留学期間半年)のシャイアン(アメリカ)とMEXT生(4週間)のニルス(トルコ)が三原市立第四中学校三年生の生徒たちと交流をしました。

訪問したのは2~4時間目です。まず2時間目ロングホームルームで、留学生二人は英語と日本語を交えた自己紹介をしました。その間、第四中学校の生徒たちはキラキラした眼差しで留学生を見つめていました。留学生に続き今度は中学生たちが英語で自己紹介をしてくれました。にこやかに自己紹介する子、発音の上手な子、自分の描いた絵を持参してアピールする子など、留学生に分かりやすい自己紹介でした。また校長先生や担任の先生も中学生に交じり、自己紹介をしてくださいました。その後、二班に分かれて折り紙を体験しました。最初はぎこちなくしていた両者ですが、作業をしていくうちに次第に声をかけ合い、分からない所を教え合ったりして自然に打ち解けていきました。

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��時間目は音楽の授業でした。最初に留学生二人に母国語と話せる言語を順に発音してもらい、「今の言葉は何語でしょう?」とクイズをしました。中学生からは「全部分からん~」「全部同じに聞こえる~」と素直な感想が漏れていました。特にニルスのトルコ語はなかなか耳にすることが無いのでクラス中「???」という感じでしたよ。そして、この日は特別に英語の歌と日本語の歌を一緒に歌おうと先生が用意してくれた歌を見て、今度はシャイアンが「???」となっていました。
マイケルジャクソンのかの有名な『We are the warld』でしたが、アメリカ人のシャイアンが知らなかった事に、トルコ人のニルスと日本人の音楽の先生もビックリ!でした。それでも、シャイアンにお手本の発音をしてもらいながら、どうにか2回ほど歌いました。最後に、中学生たちが先日の学習発表での合唱曲を披露してくれました。若々しい伸びのある合唱に、二人ともうっとりとしていました。

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最後は体育の授業で剣道を体験しました。剣道をしてみたかったというシャイアンは少し興奮気味で、ニルスは裸足で行動することに慣れない様子でした。防具を付けるときも中学生たちが手伝ってくれ、自然に助け合う姿が微笑ましかったです。剣道が初めての二人は、防具の重さや打たれたときの衝撃に驚いていました。ニルスは「防具を付けると強くなった気がする」といっていました。見よう見真似でどうにか打ち込みもしていましたが、竹刀の重さに苦戦し、剣道は思ったよりも難しいと体感したようです。貴重な経験が出来ました。

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第四中学校の生徒の皆さん、先生方、明るく積極的に迎え入れてくださりありがとうございました。
日本の中学生の授業を体験できた事は、二人にとって良い経験になりました。「日本の学生は休憩時間には楽しく過ごすけれど、授業中は頭を切り替え真面目に取り組んでいる」と、また一つ生の日本を体験できたかと思います。また、このような交流会を通じて海外へ興味のある生徒たちが増えてくれたらと思います。

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