HIROSHIMA平和学習2019

8月16日から三日間、広島で平和学習に参加しました。
尾三支部以外にも6支部の留学生と学生ボランティアが参加し、被爆地広島で平和について学びました。
1日目、リニューアルされたばかりの平和記念資料館や、基町高校の生徒が描いた「原爆の絵」を鑑賞し原子爆弾の恐ろしさを学びました。「原爆の絵」は実際に被爆者からの体験を聞きながら生徒が想像で描いた絵画です。色選びに悩みながら被爆者の言葉を形にする難しさを来場者の前で解説します。留学生たちは同年代の描く絵がとても心に響いたようでした。

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2日目、平和記念公園の碑巡りにでかけました。ガイドとして廿日市市国際交流協会の通訳ボランティアの皆さんが英語で記念碑を一つ一つ説明してくださいました。午後は被爆体験談を聞いた後、グループに分かれ平和について意見交換会を行いました。意見をまとめた発表では「歴史から学び次に生かす」という言葉が印象に残りました。

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最終日は、「あなたのできる平和活動とは」を個人で発表しました。「世界に友達を沢山作る」「今日知ったことを本国の人に伝える」などの意見が多くでました。
フランスからの留学生リロは、「フランス人は、広島・長崎に落とされた原子爆弾によって沢山の命が奪われたことや、被爆者の苦しみをほとんど知りません。フランスに帰ったら家族や友人に伝えていきたい」とインタビューに答えてくれました。

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この平和学習を通じ、彼らが将来平和の担い手となってくれることを期待します。
広島支部のみなさん、ボランティアでご協力いただいたみなさん、大変お世話になりました。

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