「感謝の気持ち」をこめて

AFS尾三支部では、令和2年1月19日(日)に尾道市人権文化センターで「留学体験発表会」を開催いたしました。
このイベントは、毎年行われる各種イベントの中でも最も感動的なものになります。
留学期間も残り少なくなり、「感謝」「寂しさ」「達成感」などのたくさんの気持ちが重なり合うからです。
オープニングは「達磨太鼓 有磨鼓遊会」のみなさまによる和太鼓演奏です。
躍動感ある太鼓の響き、しの笛の静謐な音色に留学生と参加者全員が聴き入っていました。日本の伝統文化を改めて感じてくれたことでしょう。

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スライドショーでは、到着から今日までの10か月の出来事を振り返りました。
学校生活では文化祭、クラブ活動を頑張り、イベントでは田植え・稲刈り、着物の着付けなど、日本の文化を体験し、地域の小中高生との交流では自国の紹介をしました。
画像を見て留学生は各々、自分自身の成長を感じ取ったと思います。
来月、再来月に帰国予定の留学生6人(フィンランド、ニュージーランド、アメリカ合衆国、フランス、モンゴル、スリランカ各1人)が、一生懸命勉強して覚えた日本語でスピーチをしました。学校でのクラブ活動、文化祭、マラソン大会を通して友達がたくさん出来たこと。家族と共に過ごしたこと。それぞれの日本での体験を話しました。

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スピーチのあと、ホストファミリーにあらかじめ用意していた色紙をプレゼントしました。色紙には、各留学生の好きな漢字が感謝の気持ちをこめて毛筆で書かれており、お互い涙ぐむ場面もありました。

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留学生たちは、もうすぐ帰国します。文化や言葉の壁などで、つらかった時期がきっとあったはず。しかし、あなたたちは確実に成長しています。
きっとまた、会いましょう!

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