架け橋生の帰国

3月7日(土)・8日(日) アジア高校生架け橋プロジェクトで福山市に滞在していたテルゲル(モンゴル)と、ヒラーン(スリランカ)が帰国のため福山を出発しました。
本来3月22日までの滞在でしたが、新型コロナウィルスが国内に広がり、ホストスクールが休校になっている現状から、AFSは2週間の帰国前倒しという苦渋の決断をしました。
そのため日本での最後の思い出が突然終わりを告げ、後ろ髪をひかれる思いでの帰国となりました。

3月7日、モンゴルに帰国のテルゲルが出発しました。残念ながらホストファミリーは急用で見送りに来られませんでしたが、担任の先生やヒラーン、ヒラーンのホストファミリーが見送りに来てくださいました。テルゲルは日本の思い出として「ホストファミリーに色々なところに沢山連れて行ってもらった。日本は景色も綺麗で食べ物も美味しかった。」と語ってくれました。ホストファミリーからテルゲルに渡された日本での思い出ビデオにはホストファミリーと過ごした沢山の写真が収録されていました。

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3月8日、スリランカに帰国のヒラーンの出発です。見送りにはホストファミリーとクラスメイトが来てくださいました。ヒラーンは学校で寮生活をしながら週末はホストファミリーと過ごしました。日本での感想を聞いてみると「寮の生活は友達がたくさん僕の部屋に話しにきてくれてすぐに慣れました。沢山友達ができて寮の生活はとても楽しかった。ホストファミリーには色々なところに連れて行ってもらい色々な経験をさせてもらった。皆さんにはとても感謝しています。」と語ってくれました。
実は、ヒラーンが「ホストファミリー」と呼ぶFさんはLP(相談係)です。しかし、ヒラーンを家族同然にお世話してくださいました。「お母さん」と呼んで長い長いハグをしていたヒラーン。日本にもすてきな家族ができました!

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アジア高校生架け橋プロジェクトは、アジア20カ国の高校生に、日本語を学び日本の高校生と交流できる機会を提供する文部科学省予算事業です。
日本語を覚え、沢山の友達と第二の家族ができたテルゲルとヒラーンが、将来日本との架け橋となってくれる事を願っています。
また福山に帰ってきてね。

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